音楽を通した廃校活用と街の魅力発信
~五番町小学校を例として~
 本計画は広島県呉市の中心地近くに位置する廃校となってしまった五番町小学校を、地域の特徴である音楽というテーマで地域の核として再生するものである。地域の動線や既存校舎の特徴を設計に取り込みつつ、遠方からも見えるシンボルとしてトランペット鼓隊の演奏を拡散させるような螺旋スロープが提案されている。大胆な造形だけでなく、ヒューマンスケールにおいても繊細に多様な音楽発表の場が提案されており、廃校活用の可能性を示した秀作である。
担当教員:芝浦工業大学 システム理工学部 松下 希和 先生

1/3

2/3

3/3