都市のオアシスとなる空間
 既存の江南緑水公園の周辺に住む人々や働く人々のために、より快適な環境を作り出す方法として、平坦な公園の運河側の敷地を3mほど掘り下げ、水路付きの園路となだらかな芝生斜面と水盤を設け、運河の際に屋上をテラス化した建築を配し、公園全体を回遊できるように改良した新たなランドスケープデザインの設計提案である。建築のインテリアにはカフェ・コワーキングスペースを組み込み、インテリアからの視線を周辺環境にまで広げ、昼夜の風景の変化、四季の変化を誰もが満喫できる場としている。水や風の音に耳を澄ませることができる優しい環境作りであり、バランスの取れた美しい環境計画として高く評価する
担当教員: 元日本大学芸術学部 特任教授 桑原 淳司 先生

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