Life cycle to share
-繋がりのある住宅街の提案-
 超高齢化や空き家問題は、この国の大きな社会問題であるが、都市部の特に段差などの多い戸建て住宅街においてはその傾向が顕著に表れている。この作品は、道路上に2階部分を繋ぐEV付きの新たな歩道を設置し、空き家はゴミ置き場を併設した地域交流施設に改修することで、バリアフリー化や街の景観を損なうゴミ問題等の課題解決を試みている。2階からのアプローチは、各階を分離して活用することを可能にし、高齢者世帯では利用しきれなかった空き部屋を第三者に貸出すなど、新たな住民の確保や交流の活性化が期待できる。それらの提案を、インテリアまで模型に表現することで、活き活きとした暮らしのイメージをリアルに再現できている。
担当教員:文化学園大学 渡邉 裕子 先生

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