都野津 古民家（つのづこみんか）をカフェへコンバージョン
島根県江津市都野津町において築90年の空き家となっている古民家を「地域に根付くカフェ」として再生を試みた卒業作品である。主にカフェスペース、家具類におけるインテリアデザインから施工まで手掛け、依頼主の方が数多く所有している古書や陶器を展示兼販売できるものとなっている。また、「地域の方」とも作り上げることを目標に、断熱材施工、壁仕上げ、床仕上げ、家具製作においてはワークショップも実施した。これにより、参加者の方にカフェに対しての愛着を持たれる方もいた。SDGsの観点からは、元々使用されていた荒床等の古材を製材し、床板や本棚としての再利用も行っている。現代社会における問題点に対しても考慮されており、数多くの製作物を作り上げた点も評価したい。
担当教員：島根職業能力開発短期大学校 山﨑 健太 先生
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