3.5CUBE
- 余白のある集合住宅 -
都市のなかでひたすらルーティーンを生き続けるしかない現代社会。人間の帰り着く先である集合住宅は、不条理性が失われたヒトたちの芝居じみた関係性を生み出す装置になっているのではないか。無駄のない住空間の反復によって全体が構成され、わたしの小さな部屋に備え付けられた窓はいったい何のためにあるのだろうか。この壁の向こう側にはどのような世界が広がっているのだろうか。本制作は、この定常化した集まって住まうかたちに疑念を抱き、住戸が縦横に敷き詰められた隣接関係に対して、内空間と等しいボリュームの「余白」空間を挿入することで起こりうる、住環境の可能性を思案したプロトタイプである。
担当教員:日本大学短期大学部 石田 優 先生

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